2013年12月13日金曜日

多彩な趣味と生きがいがでました。アンケートシリーズ『趣味編』

先々月の世話人会や今月初旬の第1回実行委員会へのアンケート報告が終了しました。

■アンケート報告の特徴点は、「現状分析」「地域」「趣味」「参加」の4つの区分で、報告し、あるべきOBの会の姿へも踏み込んだ報告となりました。

1.現状分析では、「会員数が穏やかな伸長を示しているものの、参加率が低下している事」が9年間の取組みの結果であること。

2.会員・非会員の年代分析では「、『団塊の世代』が最も多く、アンケート提出者年代も突出している事がグラフで明らかになりました。<アクティブシニア・第2の現役期と称されている世代>

3.報告では、「しおり・近況報告」から始まりました。1回から9回までのしおりに掲載された内容をまとめた一覧表では、趣味や地域での活動に多くの会員が参加している事がわかりました。(青沼氏の作成)

4.趣味編では、ウォーキング、散策からテニスまでの「スポーツ系」に26名、家庭菜園からスキューバーダイビングまでの「アウトドア」系24名、読書から作文までの「文化系」31名、カラオケから社交ダンスまでの「音楽ダンス」系が12名、マージャンなど「その他」系4名となっています。

5.趣味編では、①自分の趣味を「広げたい・教えたい」項に12名と趣味のプチ教室が出てきています。更に、②「趣味を会員と一緒にやりたい」項に24名が記載し、同好会やサークルづくりの可能性を表しています。③「これから、やりたい趣味」に14名。この項と①②で、『教えあい、学び合い、一緒に楽しむ」これからのOB会の活動のありかたに影響してくる事が予感されます。

6.報告では、趣味についての参考資料として、内閣府政策統括官(共生社会政策担当)が委託研究、平成24年9月調査実施。「団塊の世代」の生きがいや就労状況などの中で「生きがい」項を紹介しました。
 『あなたが生きがいを感じるのは、どのような時ですか?」の問いでは、ベスト3は・・・・・・・・・。

第1位「趣味に熱中している時」47.7% 第2位「子供や孫など家族団らんの時」47.6%
第3位「旅行に行っている時」39.5% となり、あらためて、このアンケートの持つ深さの理解がすすむ資料でした。

これらの趣味(地域含む)について、どう、OB会、世話人会、実行委員会で、反映し具体化をすすめるかの議論が開始されています。

第一点は、「地域と趣味」を統合し、日常の活動に取り入れる、受け皿づくりです。アンケート報告では、東京、埼玉、神奈川、千葉の1都3県で「ユニット」を設定しました。1都3県で総会員の構成比で70%ほど占めてます。また実行委員会のメンバーも、該当地区からの方々でした。

第2点は、運営に関る点で、OB会の活動は、「懇親会中心」で、世話人会(請負型)でしたが、参加率の低下に現われているように、「会の運営」「世話人会のありかた」と「趣味と地域の統合化」を展開を含め議論が沸騰することでしょう!?

ここからは、アトムの私見です第3点は、社会一般のOB会の取組みを肯定的に取り入れることです。

①キーワードは「民主性」「透明性」「責任体制」「公開性」で、一言では「社会性」です。

②社会の目に「誰が見ても、この団体は、変、わかづらい、小難しい」点を解消する事です。

③具体的には、「会則」をキチンとつくり、会員の承認を得ることから開始しましょう。

 ●普通のOB会は、「基幹運営と日常運営」を軸に活動しています。基幹運営は、「総会・例会」を年1回開催し、役員の選出、会計報告と承認、などを明記し、運営をしています。日常運営は、まさに「趣味と地域」の活動です。会員のエネルギーの大半は「趣味と地域」での活動です。1日だけの「懇親会」では[生きがいが感じるOB会」とは、隔たりがありそうです。

<アトムの主張・つぶやき>

はやく『普通のOB会、普通の運営のOB会」になって欲しい。ナ・・。俺の人生もそう長くなないし。 


2013年11月16日土曜日

アンケート報告シリーズ3

<<埼玉ユニット>>

A.大宮市: 「大宮公園の桜」

B.川越市: 川越の「蔵の街」と(川越の神社)

<<千葉ユニット>>

A.柏市:  「野田の大谷津田・冬水田んぼ(コウノトリの舞う里山風景の復活事業)

B.印西市: 「旧本埜村の白鳥飛来地(毎年500羽以上飛来する)

<<その他>>

A.水戸市: 「ひたちなか市海浜公園の花の行事」(チューリップ、ネモフィラが春。コキアが秋)

B.鹿嶋市: 「鹿嶋神宮」「鹿嶋スタジアム」

C.取手市: 「本陣屋敷」「利根川」「お祭り・8月」

D,長野県: 「真楽寺」→「別所温泉」

E.他   :「谷中の神社」「平林寺(秋)」「小石川植物園(春)」「旧古川邸」

  と、10月末の締切までの方々の「私の住む町の地域行事・イベントの紹介」と「皆に見て、来て欲しい、名所旧跡・私のイチ押しスポット」を掲載しました。

さて、見たい、行きたいところはありましたか?

次回は、「私の趣味」編です。

「自分の趣味を広げたい・教えたい」から「皆とご一緒にやりたい」そして「これからやりたい趣味」を掲載します。 

2013年11月12日火曜日

趣味と地域のアンケート報告シリーズ1

□■東大生協OBの会・アンケート集約の中間報告です。■□

(ここに記載されている内容は、各会員からのアンケートで、まだ、実施をするものではありませんのでご注意下さい。尚、10月末締切分のみ掲載。遅れた方の分は後日となります)

1.「地域編」(エリア・ユニット・仮称)

<<東京ユッニト・イベント版>>

A.足立区 「春の花火と千本桜」・舎人公園 4月

B.足立区 「しょうぶ祭り」・しょうぶ沼公園 6月

C.足立区 「西新井大師」と「ぼたん園」  4月・5月

D.江戸川区 「江戸川区花火大会」 8月

<<神奈川ユニット・イベント版>>

A.横浜市 ヨコハマ大道芸イセザキ・モール+吉田町ジャズフェステバル・4月GW開始の前週の土日曜日

B.横浜市 Diwali in Yokohama(ヨコハマがインドになる2日間)・10月中旬の土日曜日

C.横浜市 横浜元町アイリッシュデー(元町がアイルランドになる日)・3月17日(聖パトリックデー)に近い日曜日

D.横浜市 横浜みなと祭り

E,座間市 相模(座間)の大凧

F.茅ヶ崎市 浜降り祭(茅ヶ崎海岸)8月頃

<<埼玉ユニット・イベント版>>

A.川越市 川越まつり・5月3・4・5日

B.春日部市 『おおだこあげ』 10月下旬

C,       『盆 栽 祭り』 

<<千葉ユニット・イベント版>>

A.柏市 カシニワフェスタ・里山と庭園 5月中旬

B.柏市 あけぼの公園と布施弁天・チューリップ畑と風車

           <長野県>

A.みよた龍神まつり・国宝真楽寺と龍神伝説・7月末土曜日

B.みよたふれあい広場・5月10日前後の日曜日

次回は、「名所旧跡・一押しスポット」ユニット単位でUP致します。









2013年11月8日金曜日

「趣味と地域」のアンケート。お陰様で、59名の会員様から・・!?

アンケートのご協力、誠にありがとうございます。

1、東大生協OBの会・世話人会アンケートチームでは、「新しい組織の目指す・これからの10年」を「誰のために、何のために、何処で、どのような、活動」を取り組むのかを検討しています。

2.このため、「趣味と地域」のアンケート活動や新体制づくりを同時にすすめています。まだ公表は出来ませんが、続々とスーパースターが実行委員会に加わっています。

3.皆様から、頂いた「ご自分の趣味・広めたい趣味・ご一緒したい趣味・これからやりたい趣味」がたくさん、寄せられました。また、「紹介したい地元の行事・おすすめの名所旧跡・一押しスポット」もアンケート一杯に記入がされ、それはモウ!集約作業は大変でした。

4.アンケートで「わかった事」は、①団塊の世代が多種多彩多様な趣味や地元で楽しんでいる姿が浮き張りになった事。②1日限りのOBの会や同窓会では、楽しみの一つでもありますが、会員は、アンケートの範囲ですが、趣味や近くで『つながり』を期待している事です。OBの会の集いに参加したが「知っている人が少ない」「高齢者が多い」「遠くまで出かけるのは。。」などの声も聞かれます。9回目のOBの会の参加者は60年代に入職した会員が大半に。また70年代の方も増えつつあります。

今、実行委員会も60年代後半の方々が中心になりつつあります。先輩の方々を大事にしながらも、新しい世代にバトンタッチする転換期を向かえる時期にある事でしょう!その根拠となるアンケートは、11日世話人会で報告する予定です。

■前回、取り組んだ2010年アンケートは、24名でしたが、今回は59名と2.6倍も頂きました。この事からも、会員皆様の中に「趣味と地域」を軸とした諸活動が支持されてきつつあると感じています。とりわけ、60年年代後半の女性が3割に・・。

<つぶやき1>
「久々にエクセルを使った。仕事の時代は、課長さんが作成、パートさんが入力していたので、何度の失敗を繰り返し、アマゾンで古本298円送料315円を購入した。勉強だと思いグラフにも挑戦してみた。極めて単純な内容だが脳トレとしてやって見た。」

<つぶやき2>
「10日は農園仲間と芋煮会で、次の日は世話人会」「24日はカミさんと一泊旅行で翌日は第一回実行委員会」OBの会は、東大生協時代は、様々な方々に大変、ご迷惑をかけた事で、その償いで・・。また、お世話になった方々への恩返しでと・・。  そろそろ時効になってもいいのではto今日この頃のアトムです。 でも紅葉がキレイで、心が癒されてます。W

■次回は、アンケートのリアルな内容をアップする予定です。


2013年10月29日火曜日

●今回のアンケートの特徴は、①単なる調査のアンケートではなく「企画して、実行する」内容となっています。②会員の「現在」と会員の「未来」(来年度以降から)に向けた活動に向けたものです。その意味では「過去」(思い出)中心の活動から、大きな方向を産出す、狙いを明確にしています。

1.アンケートでは、「貴方の地域に知り合いの会員がいますか?]の問いに、『いない』の答えが多く出ています。でも、本当は意外といるかも。

・今までの住所録は「アイウエオ順」でしたが、『住所順』に転換しました。ご近所まではいかなくとも、電車の沿線つながり(神奈川では、小田急沿線で5人、30分以内で、即!)

2.30名のアンケートでは、趣味で「今、里山散策」「里山散歩」が5名以上●これからやりたいが「里山散策」が同じ位の数。仮説では、200名以上の会員数なので、30人対5人=16,6%で潜在する人は、最大で30人。アンケートの性格上、打率25%と見て最低10人の参加が予想か?
加えて、趣味のランキング付けはこれからですが、圧倒的に多いのは、いわゆるザックリとみて「ウォーキング」です。これらを加えると、企画のレベルやプロモーションで左右されますが、20名の『里山でウォーク』になるでしょう。(非会員もお誘いを。会員と非会員の住所をマッチング済みは
東京・埼玉・神奈川。千葉も準備中)

・・NHKスペシャル「病の起源」での心臓編では、人類は進化の過程で、直立歩行になった時から、重力の影響で、血液が上半身から下半身に下がり、心臓に送る血液が少なくなる為、交換神経が自動的に作動して、血管を細くして吸い上げる。心臓は必死に動き、脳、体に血液を送る、その為に心臓に負担が重なり、心臓系の病い「脳梗塞」などで、死にいたる時もあるとの事。他にも原因はあるが構造的にはそうらしい。でも防ぐ手立てはある。特に、大事なのは、『第二の心臓』の足を鍛える事。フクラハギ・・・。

だからウォーキングなのです。(釈迦に・・なんとかデシタ)

ちなみにアトムは、過去の暴飲暴食、しかも運動不足(運動は、セイキョウ運動のみ)がタタリ、糖尿病になりました。兆しは後で知りました。まず「水虫」です。薬は一時的。その次が「足がつる」寝ている時にビシときます。1週間に1-2回。たまりません。しかも連続で。その次は「体がカユイ」のです。それで「喉が渇く」これで、あなたはもう一生の負の遺産を頂くわけです。

アトムはまだ生きたい、目も、足も、壊れるのはイヤだ。まだまだやりたい事がいっぱいある。と思い。体重63kgを朝昼晩とウォーキングに。肉から野菜のカロリー制限で43kgと激減。ジムでスイミングをはじめる。(お腹はポッコリが消え、なんとシワだらけに)しかも、ウォーキング協会に加入し
地球1周4万キロを目指し始めました。<続く>

あとがき1 28日は8通が届きました。4時にポストマンが来る時間ですが、3時前からポストを見てしまう、アトムの今日この頃なのです。計30通で首は免れそうです。

あとがき2 福島も長野からも届いています。引率やガイドもやるから「ウォーキング」「温泉」も「渓谷」もあるし、とコールの声。(たまには、1泊で温泉旅行がしたいAさん、Tちゃんから)

ところで,安倍、安部?さん、まさか汚染水でオ・モ・テ・ナ・シなのですか?世界が驚愕する超最悪のおもてなしでは、歴史に残るヒトラー「大きな嘘ほどバレはしない」という事?福島大集会、11月2日、11月24日〔日)埼玉大会・北浦和もされる。再稼動を許すか否かは「最初の抵抗にかかっている」最悪のオモテナシになるか、プレゼンした彼女の笑顔のように、ステキなのおもてなしになるかは、貴方次第。やるなら、当然、今、でしょ!! 参加する事に意義がある(クーベルタン)

2013年10月27日日曜日

10周年記念ミニ企画アンケートの取組み状況

今月の20日にメール便でお届けしました、東大生協OBの会ミニ企画アンケートの取組み状況
1.26日現在 会員約200名に送付で、21名が記入し、返信頂いています。

2.アンケートチームでは、会員の方々へ「メール」「お電話」を差し上げて、「手元に届いていますかコール作戦」をすすめています。お電話などの反応から、前回、アンケートの25名回収はクリアする様子です。

3.内容では、時間がない為、概要のみとさせて頂きます。

①アウトドア系から大衆演芸鑑賞、「極めて、豊かな第2の人生を過ごしている」事が鮮明に。

②「趣味と地域の取組みに「参加から、お手伝い・企画係り・実行委員まで」も予想を上回る数に(新実行委員会が目指す、『会員参加型』志向が回収された内容の範囲ですが支持されつ
つあるようです)
 
③神奈川県では、この活動の中から「小田急沿線」沿いに、有志が徐々に集まり、神奈川エリアユニット(仮称)の核が結成されつつ、企画の話合いが開始されています。(神奈川県の方々は、ご連絡を)

  
一例 「生田のバラ園は、写真教室もできそうだ。スケッチや絵画の趣味の人にも受けるかも。近くには、明治大学の平和教育資料館もあるぞ。階段が100段以上あるので、高齢の方にはムリかな。 大丈夫、20分おきにバスがある。それって無料か?」(小田急沿線組)

二例 コースの提案も出ています。神奈川のMさんから [来て欲しい、見て欲しい」

「横浜西洋館めぐり(散策)+中華街で昼食」がありました。(アトム的には、その後に夕映えのみなと未来地区と大桟橋でセブンのコーヒーは)

ヨコハマ大道芸(イセザキ・モール会場)と吉田町ジャズフェステバル4月GW開始の前週の土日

三例 千葉にTさんから アンケートにいっぱい!

「白鳥500羽が飛来する、印西市旧本埜村」

「あけぼの公園とそれに隣接する関東三弁天の一つ布施弁天(広大なチューリップ畑に風車のある風景)」
        
・その他 カシニワフェスタ(里山・5月頃開催)やコウノトリが舞う復活事業の野田にある大谷津田・田んぼや手賀沼の里山等、熱いコールが来ています。

<次回は、「東京・埼玉」からの紹介を致します。>


『でも、この企画は、来年の5月祭OBの会以降なんでしょう?』の声。

(アトム的には、仮説→実験→本番の基本からの視点で、取り合えず、『有志』で実験してみるのがいいと思う。実際に行かないと問題でもあり・・。個人的には、すぐにでも行くつもり)

      

アンケートの提出をお願いします。
       
(神奈川のTさんから、団体の役員をしていて資料作成があり、来月の早くに投函するので待って欲しい)とメールが来ました。

11月11日は世話人会で11月25日は新体制?の「実行委員会」。11月10日には、市民農園の芋煮会で、事務局のアトム。どうする?!

■東京・神奈川・埼玉の会員の住所データ作成完了しました。千葉も準備中。
        
なんと、このデータは、会員と非会員がドッキングされた新しい住所録で「趣味と地域」の活動をサポートするツールになります。お声掛けやお誘いなどにユニット仕様で使用、しよう?!

        

2013年10月22日火曜日

東大生協OBの会10周年に向けて、準備中!!

■来年、10周年を迎える、東大生協OBの会は、成功に向けの準備が始まりました。■

 基本となるすすめ方には、いくつかの視点がありそうです。

「あれから10年、これからの10年をどうするか?」

 ・会員の高齢化への対処 ・世話人会のあり方 ・会員のニーズなど

 ・10周年を期に、会の活動スタイルの見直しなどが話し合いをすすめています。


<基本データ>

 1.東大生協退職者は、手元の資料では、創立から、500人を越える数となっている。

   そのうち、会員は約200名、従って、非会員は300名。5月祭OBの会参加者は、
   100名強(1回でも参加を含む)
   
   (普通の会社だと、ほぼ自動的に入る事が多いが、東大生協は違い、OBの会が独自に
    加入活動を行う。また、在籍期間は、地域生協などへの移籍、出向が大半であり、極めて短    い。その取組   みは大変、困難な面が多い。住所録も更新はあまりされていない。)

2.過去、9年間の取組みは、5月祭OBの会が年1回と特別企画6回。

  ・2004年5月30日 元従業員同窓会開催 70名 10月7日第一回世話人会
  ・2005年3月10日 設立世話人会 14名 (その内、現在、出席者は3名、補充後は1桁台)

  ・2005年5月29日
  ■第一回OBの会開催 案内は400通 参加者58名 会員149名 会費4500円
  □特別企画 秋の房州「おしゃべりの1泊旅行」15名 参加費16500円

  ・2006年5月28日
  ■第二回OBの会 案内は400通 参加者62名 会員173名 会費3500円
  □特別企画 秋の秩父「おしゃべり1泊旅行」15名 参加費5000円
  ・「塚さんを偲ぶ会」26名
 
  ・2007年5月27日
  ■第三回OBの会 案内は421通 参加者53名 会員180名 会費3500円
   「駒場新施設見学と交流会」 参加者49名 参加費1000円

  ・2008年5月25日
  ■第四回OBの会 案内は会員のみに変更 参加者59名 会員191名 会費3000円
    (2000円の入会金で、東大生協からは補助もなく独自の財政。会員から、年金生活者
     への配慮の声に対応。缶ビール有料化)
  ・水戸の交流会16名

  ・2009年5月31日
  ■第五回OBの会  参加者65名 会員数192名 会費3000円
  □「第五福竜丸展示館」見学ツアー 19名参加
       ○ブログ「アトムの青春」開設 ○「思い出のアルバム」上映
  ・同年 5大学生協第1回同窓会開催

  ・2010年5月30日
  ■第六回OBの会 50名参加 会員192名 DVD版「思い出のアルバム」頒布
  ・水戸の交流会14名 ・OB同窓会19名など

  ・2011年5月29日
  ■第七回OBの会 59名参加 会員198名 3月11日東日本大震災 原発過酷事故
  ・「東日本大震災」スライド上映他

  ・2012年5月27日 
  ■第八回OBの会 54名参加 会員196名 5月祭は、19日20日開催。

  ・2013年5月19日
  ■第九回OBの会 59名参加 会員207名 第一食堂で開催。
  □「被災地ツアーフ・ク・シ・マへ行こう!」21名参加 参加費 1泊2食付 11000円
                                    (大学生協友の会1名参加)

   そして、この間には、各部の同窓会が開かれています。

  2012年

  1.本郷購買部第6回同窓会 23名参加 会費5000円(ホテル宴会場)
    HSは20数年前から、有志で行ってきましたが、本格的には、3年に1回6回目。
  
  2.11月3日 オール食堂同窓会 34名参加 2年に1回開催?
    その後、埼玉の有志で交流が開かれています。

  3.11月25日 オール駒場同窓会 28人参加 2年1回開催?

  その他、本郷書籍部も1年前に同窓会10数名で開催しています。

  ツブヤキ1
(OBの会に参加していたI氏に「寮同窓会をオジさんの33回忌を期に立ち上げたいので、会長をやって欲しい」「俺はまだ現役だよ」「違います。寮はないので皆がOBなんだ」「そうか.わかった・・・やるよ」!!  その後I氏は寮はもとより、オール食堂の取りまとめ役もやっいる)

  ツブヤキ2
(OBの会恒例のさくら水産ニ次会終了後。喫茶店にいたK氏に「駒場同窓会を立ち上げないと、大変だよ!生きているウチ、元気なウチに。」とK氏「ワハア・・そうだナ」その後、K氏は駒場同窓会代表で持病を抱えながらやっている)

各部の同窓会を基点に、世話人会の若返りが始まりつつあります。S氏、A氏や私、アトムも
いずれの人も同窓会の事務局的な役割をしています。

で。どうするのか。
基本の原理は、実に簡単(やるのは大変だが、軌道に乗れば、明日が見えるハズ)

①同窓会という単位で新たな会員・参加者・世話人・実行委員が増えています。
②会員は多くの趣味地域で楽しみ、諸活動をして、第二の人生を過ごしています。
③従って、OBの会に、趣味と地域ぶやきの単位を作り上げ、会員参加型の会に発展させる事では?

 ツブヤキ3「アトム、3段論法かヨ?少し単純でないか?」
       「でも、基本はやる事。生協人は議論は好きだが、行動がやや遅いし、やってから、
        良く見て、良く考えることがコツかも知れないかもヨ」 ぶやき
  
 ツブヤキ4 そんな事もあり、趣味と地域のアンケートをやってみようとなったのです。
      「住所録は、エクセルなのに、宛名シールには役立たない。ワープロ仕様で、アチコチ
      エクセルで切り貼り(入力はお陰様で)し活用。
     
   ■エクセルで住所順に早速、並べ替えた。会員同士が近所や沿線上にいるではないか!
    「地域戦略、活けそうか!?」

   ■ついでに、会員で集いの参加していない人、高齢者もいるがそうでない人も多い。
    参加者の近くにいるぞ!お互いに声を掛け合う仕組みができそうだ」

   ■非会員の住所録を観察すると、これも多分にご近所、沿線沿いなハズ。
     これをエクセルに切り貼りして、会員データ(録ではない)とマッチングすれば、見れるハズ
     
  ★何処で(データで)、誰が(地域の会員が)どのように(趣味と地域行事で)何時(今でショ)


超長文にてごめんなさい。兎に角。アンケートを出して下さい。前回はなんと25件の回収!
30件以上の回収がない時は、この団体に明日がないと言う事で、アトムは辞任させて頂きます。

アンケートシリーズは、今週からの回収(送ってくれればの話)で、次回もご期待下さい。


 


   





2013年10月2日水曜日

訃報


大学生協友の会からの連絡により「OBの会」会員の逝去がわかりましたのでお知らせします。

  島根善太郎さん  2013年6月25日逝去 享年85才
            1950年~59年在籍 西東京市在住

  謹んでお悔やみ申し上げます。

2013年9月21日土曜日

■お知らせ■

寮生、関係各位殿へ

5大学生協統一寮同窓会:「バス・ハイク」は、中止となりました。

 ご案内していました、5大学生協統一寮同窓会のバスハイク「富岡製紙場見学と妙義山めぐり」は、残念ながら、催行定員に満たないため、中止させて頂きます。

5大学生協統一寮同窓会につきましたは、再度、検討の上、ご案内いたします。

                    2013年9月21日 寮同窓会事務局

2013年8月23日金曜日

残暑お見舞い申し上げます。

最近、朝夕に鈴虫が鳴く、今日この頃、お元気でしょうか?

暑い夏はいつまで続くのでしょうか?(今週が山場で来週から過ごしやすくなる?らしい)

節電を頑張り、原発再稼動を阻止しようと、エアコンをONしないように努めてきましたが、
熱中症対策もあり、残念ながらエアコンザンマイになってしまいました。

でも、汚染水の垂れ流し、「はだしのゲン」問題と何かと「暑く・熱く」なる、この夏です。

さて、5大学生協統一寮同窓会に時期になりました。今回はガラリとスタイルを変えたチャレンジ的な企画で行います。(思考停止状態からの脱却です)

その特徴は、1.アウトドアで開催します。 2.誰でも参加できるオープン型です。 3.案内はブログとメールのみです。

1.人気妙義山散策世界遺産候補富岡製紙場」見学!

2.期日:2013年10月2日(水)

3.集合:「和光市」駅 時間8時50分 出発9時00分

  東武東上線準急か東京メトロ有楽町線です。南口に集合です。

4.参加費:5000円(レンタバス代・昼食費込み)

5.参加対象:寮生・大学生協関係者(OBの会や同窓会)

6.催行人員:12名(申込多数の場合は22名に)

7.申込方法:①締切9月2日(月)まで 申し込み先は↓

         ②杉目一紀080-6802-1976

         ③伊藤隆志090-4075-3787

         ④手塚忠男090-1424-1670

                 手塚のメルアド: tadao.tezuka@gmail.com

   ※「もみじの湯」600円、美術館500円はオプションです。

    お酒、つまみは乾杯程度ですので、持ち込みは大歓迎!!

        昼食は、「まいたけ丼」を予定しています。





2013年7月13日土曜日

第9回東大生協OBの会、開催!!

・今回の会場は、「1食」だった。初めて利用する会場だが、こちらの方が、当時はいつも利用していて馴染み深い。1食から、清酒2本が寄贈されました。羽鳥さんからの寄贈もあり、いつも少ない酒は皆、並んで飲んでいました。

本郷購買部の4人娘、登場!!

reiko君は、30分位で帰った。忙しいが皆の顔を見に来たとの事。

兵藤先生・岡安氏。仲良し二人組。

元学生委員集合・志村さんも久々。

井上氏、初参加!!

 書籍系、はしゃぐ〇〇さん!
本部系でーす。

続・本部系

初参加の佐藤氏。食堂系。

盛り上がる食堂系

参加は、いつもご夫婦で。


二次会は、いつものさくら水産。

二次会は半数近く参加する定番。

初参加のY氏も。

食堂系は最後まで一緒だった。

2013年7月7日日曜日

フクシマへ行こう!感想文・メール追加分

フ・ク・シ・マへ行こう感想文・メール追加分

手塚さん 初めてメールします。今回の福島被災地ツアーに夫婦で参加した篠原です。高橋晴雄さんから、ツアー参加の感想を手塚さんに送って下さい、と連絡があったようなので以下に述べます。
以前から、頭で考えて想像しても震災の被害状況は分からないだろうと思っていました。
しかし、やみくもに行ってもなぁ!ということで躊躇し、実現していませんでした。
今回のツアーの話が高橋さんから来て、チャンス到来!とばかりに参加を決めました。
女房は別件用事があって、最初は「行けない」と考えていたようですが、私が行くと決めた
こともあって、参加を決意したみたいです。
書き出すと長い文になってしまいそうなので、箇条書きにしました。

①地震のすごさ、津波の強烈なパワー、放射能の怖さは話や映像では分からない。

②言葉が出なかった。特にバスの中での放射能測定値がどんどん上がっていくのを聞いた時。

③国会議員、府県会議員、全都道府県知事、市町村長は少なくとも福島を見に行くべきである。
 そして、見に行く前と後で原発に対する考え方が変わったか変わらなかったかを理由を
 つけて発信すべきである。

④現実がこうだから原発は維持すべきである、再稼働せざるを得ないと思うのは
 未来が見えない人間であり、これから生きて行く子供たちに責任を果たすことに
 ならないと私は考える。

⑤上記④の考えで友人たちと話をすると、原発維持、再稼働に賛成する人間がかなりいるという現実が
 見えてきた。お蔭で、友人を何人も失った気がした。どう反論し、説明しても彼らを説得することは出来なかった。

⑥地震とそれから発生する津波は天災である。誰にも止められない。逃げ方の良否はあるが、受け止めざるを得ない面がある。

⑦しかし、地震と津波に原発が加わると、途端に人災の様相を呈してくる。想定外と言うが、想定しては
原発を作れないから過小評価しなければならなかったのが現実であろう。
⑧これからは更に大きな地震や津波が予想される。それに無傷で立ち向かえられる原発が設計、施工、稼働、再稼働出来るという人間は、よほどの夢想家若しくはノータリンとしか思えない。

⑨人間の叡智が少しでも残っていると信じたい。住んでいたところに数年~数十年以上戻れないという人が何百万人発生する危険性があるのに、その原因を除去せずに、再稼働を画策したり、外国にまで売ろうという政権を
 選挙と言う最大の武器を使って阻止するのが、我々にとって大きな役割であると思った。

⑩しかし、人は自分の考えが正しいと勝手に思うものであり、他人の意見は無視することが多い。私も同様かもしれない。
 言っても無駄だ!と思う反面、考えを変えてくれるかもしれないと思う時もある。両者の間を揺れ動いている。

⑪「原発問題への考え方を問うこと」が未来に対する人の心を試すリトマス試験紙になっている。
 原発維持賛成者には、「福島の現場を見て!感じて!考えて!」と叫ぶことが最短、最良の一言ではなかろうか?
 それが私の今回のツアーで得た結論です。

 S氏



今回、世話人のみなさまのおかげで、個人では容易に行くことのできない、原発被災地福島へ行くことがかないました。ありがとうございました。


まさしく百聞は一見に如かず。
南相馬からガイドで加わってくださったS氏の案内で、南相馬市小高地区から井田川干拓地へ。破壊された堤防まで近寄ると、津波の破壊力が惻々として伝わってきます。

更に南下して福島第一原発から6キロの浪江町請戸地区まで進みました。井田川地区同様、瓦礫が取り除かれ、雑草に覆われた地に立って、津波と放射能汚染のために失われてしまった人びとのくらしを思います。
予備知識がじゅうぶんではなかったので、帰宅後、この地域の地形図を入手。人びとの住居のありかの刻印を見つめ直しています。

福島中通りから阿武隈高地横断して浜通りにいたる往復の道中、沿道から見渡す耕地はことごとく一面の雑草に覆われ、その光景が延々と続きました。原発災害の拡散の巨大さとひどさを見せつけられます。

帰路、東北自動車道の車窓から、夕闇に浮かんだ一面湖かと見まごう光景に出くわしました。目をこらすと、水田であることに気がつきました。あの雑草に覆われた光景との対照に、気持ちがふさがります。
かの地にくらしていなかっただけの「幸運」にいる者として、さてその責任は如何にと問われる旅程でした。


                                                              對馬 労
6月28日渋谷駅頭で街頭宣伝活動中の「希望の牧場」吉沢氏(對馬氏撮影)


2013年7月1日月曜日



フクシマへ行こう!被災地ツアー感想文・メール集


こんにちは すどうです
二年前からOB会で高橋晴さんに提案されていた
【フクシマへ行こう! 被災地バスツアー】に日曜日(6/23)~月曜日(24)参加しまし
た。
≪日程と行程≫
23日(日曜日)
東京を出発⇒車中、憲法学者「鈴木安蔵」と日本国憲法誕生秘話、映画「日本の青
空」の紹介(宮内隆さん) :飯坂温泉「一柳閣」泊
夜、宿のおかみさん 二本松から駆けつけた根本ケイ子さん(OBメンバー) 安藤勝夫
先生( 福島大学名誉教授・東日本国際大学教授)からお話を聞く

24日(月曜日)
飯坂⇒飯館村⇒南相馬市(小高 浪江)
ほっき貝を採る漁師・志賀さんに半日案内して頂く。

★常磐線・小高駅(工業高校・商業高校生の自転車置き場)
 ・沢山の自転車が置かれたまま…線量が高く引取りに入れない
★東電原発事故・津波で住人不在となった避難地区
 ・数メートルもの大きな堤防は無残に崩れ落ちている
 ・ヒトは自然の力を超える事は出来ない
★四月から昼間だけ入れるようになった浪江地区 夜間は滞在立入り禁止
 ・浪江地区は住民投票で「原発」を造らせなかったのに最も酷く放射能汚染を受け

★被爆牛・放浪牛の飼育を続け殺傷処分の命令に抵抗し脱原発を訴える『希望の牧
場』吉沢さん
 ・牧場で原発建屋の音を聞き噴煙を見ていた
 ・12日の爆発から一週間留まり大量の放射能を浴びた
 ・「原子力安全保安委」は真っ先に県庁に逃げた 浪江町の住民は何も知らされな
かった
 ・ドイツのように原発NOの選択すべき
 ・今49歳、残りの人生、全ての力注いで原発やめさせる
 ・今こそ団塊の世代が前面に立ち働くべきだろう
★仮設住宅
 ・入居者の気持ちに配慮し行くのは止めた 遠くから見てさえ
  劣悪な環境だとわかる
★映画『日本の青空』日本国憲法の鈴木安蔵生家を見た
 ・立派な家だった 塀・屋根瓦など地震で崩れ落ちていた
 ・遺族と連絡とり再建修理できたらと志賀さん言われる

≪わたしの思ったこと≫
  目の悪い私でも、大惨事を起したあの建屋や鉄塔がはっきり見えました。
 人の手の入らなくなった田や畑は雑草に覆いつくされ、
 流された漁船や車・屑鉄が広大な土地の至るところに転がっていました。

 家々の土台は生い茂ったセイタカアワダチソウなどに隠され、
 二年三ヶ月前まで人びとが暮らしていたとは想像できない光景でした。

 東北自動車道での帰り道、東京が近づくにつれ、
 まるで何事も無かったかのようなビル群の林立…華やかな照明…街のイルミネー
ション…
 たった数時間前に目の当たりにした被災地とのあまりのギャップに頭と心が受け入
れできません!!!
  こんな恐ろしい『原発』は日本から絶対無くさなきゃいけないんだ!!
 世界中から無くさなきゃいけないんだ!!
 と、心底怒りがこみ上げてきました

 あれから一週間たちますが、わたしの頭には無惨な光景がはっきり浮かんできます
 わたしの生きているかぎり きっと消えないでしょう
   再稼働?とんでもないです!
  安倍首相の海外原発セールス?  全く許せないです!!
 まだ、自分の眼で見ていない人達に ぜひ自分の目で見ることお勧めします

≪話されたこと 心に残った言葉≫
◆転校先での放射能差別・いじめ・受け入れ拒否される子どもたち
◆婚約破棄
◆家族ばらばら別居から離婚へ
◆外遊び出来ない子どもの健康状態 心身の障害
◆精神を病む人 アルコール・パチンコ依存症
◆生きている意味を見出せない
◆安住の地はお墓と遺書を残し100才超えたお年寄りの自殺
◆お年寄りにとって仮設は住まいではなく収容所である
◆補償金で住民同士の分断が深刻
◆福島ナンバーへの嫌がらせ(爆薬投げ込み 傷つけ切り裂かれる)
◆猪・ヤマメ・岩魚の異常繁殖
◆留学生が戻らない
◆旅館は客が来ない 廃業で120件⇒40件になった
◆牛が野生化 ガラスを無視し進入 家屋めちゃめちゃ
◆国の基準のまやかし⇒一時間あたりを基準とすべき
◆チェルノブイリとほぼ同じ線量である
◆被ばく牛は 生きた証人である 生かせて 放射能の遺伝・研究に役立たせる
◆おそらく双葉・浪江は再生されないだろう
◆生きている間に漁業はおそらく出来ないだろう
◆高市議員の『死んだ人はいない』暴言
◆孫請けどころか 7次までの下請けで 中間搾取で肥え太る企業

≪最後に≫
この企画を提案してくださった 高橋晴さん
長時間の運転を無償でしてくださった 伊藤隆志さん
宿の手配、レンタカーの手配、参加呼びかけ、財政の心配、等々
裏方一切の準備をしてくださった 手塚さん杉目さん
本当にありがとうございました。
ぜひ ぜひ 生協の沢山のなかまに行ってもらいたいですね。
                                             須藤知子




23.24と東大生協OB会有志を中心とした福島被災地ツアーがあり、23日の宿泊先である飯坂温泉から合流した。参加者の20名は、運転手や事務局を含めて全員が手弁当で、東京からの2日間のバスや宿泊代を含めて1万1000円という格安であった。宿の「一柳閣」は、地震によって床の傾斜など損傷はあるが、どうにか工夫して営業していた。一番の問題は放射能汚染の影響で、福島駅で0.2から0.3μSv/hの放射能汚染は、20分ほど離れた飯坂温泉駅前でも同じ程度あり、さらに歩いていると徐々に高くなり、何と2μSv/hにもなる場所があって驚いた。ホテルの場所はいくらか落ち着いたが、それでも0.4ほどあり、年間では4mSvとなりチェルノブイリであれば放射線管理区域となる。
 夕食の前に学習会の時間があり、地元の「九条の会」から講師を招き現状について報告してもらった。その場で私の方から、昨日からの子ども保養プロジェクトなどについて簡単に紹介させてもらった。震災関連死の話もあったので、直近のデータで2688名を伝えた。

 24日はラジオ体操をした後で8時に宿を出発し、一路浜通りの南相馬市へ。福島市から川俣町などを過ぎ、山を超えると南相馬市に入る。途中で放射能の空間線量は、高くなったり低くなったりする。道路や田畑などに、放射能を除染したゴミを入れた大きな黒いフレコンバッグが並びだし、持って行き場所のない事や、除染の手抜きの問題や、手当を下請けから孫請けへとピンはねする構造などについて私の方でマイクを使い解説させてもらった。

 南相馬市の役場で現地のガイドである漁師さんが同乗し、線量の高い小高区から浪江町へと案内してもらった。小高は出入りが昨年から自由になっているが、駅前の商店街に人影はまったくない。浪江町の請戸漁港の入口の道には、ガードマンがいて一般人は立ち入りが禁止されている。ガイドが対応し、ナンバープレートを記入して許可を受けて入る。請戸集落で全ての家屋が津波にやられ、双葉郡で一番多い120名もの方が亡くなるか行方不明となっているそうだ。ここはまだ放射能汚染が0.5前後と高く、壊れた家屋や転がっている車なども3・11のままで、まるで時間が止まっているかのような錯覚になった。ガレキや生い茂る雑草の下に、まだ沢山の遺体があるのだろう。いたたまれない気持ちになった。道路脇の一角に観音様を中心とした小さな慰霊碑があり、皆で合掌した。せっかくなのでにわか坊主となった私は、28文字という一番短いお経である「四句請願」を読経させてもらった。南の方向には、エフワン(東京電力福島第一原発)の高い煙突がくっきりと見える。(写真の右上のかすかに見える数本の煙突)
 
 最後の訪問先は、同じ浪江でも山裾にある「希望の牧場」である。3から4mSv/hと極めて高く、牛や乳を出荷できないが、それでも金でない生き方を求めて300頭の牛を飼育している。浜通りでも唯一原発に反対してきた浪江町が、すでに町役場は二本松の仮役場へ移るなどして多くが避難し、とんでもない苦難を強いられている。59歳の牧場代表の吉沢さんは、「20年かけて原発異存の社会を変える。今私たちが立ち上がらなければ、いつ誰がやるのですか」と熱く語っていた。まさにそうである。

 帰り道がまた大変であった。浪江からいわき市へ抜ける国道6号線は途中で封鎖されておりUターンし、南相馬から山を超えて二本松に出て東北自動車道を使い、都内に戻ったときは夜の10時前になっていた。宿泊先では左右からのイビキで寝られず、長距離のマイクロバスで疲れたが有意義な旅であった。復興支援の継続と同時に、自らの暮らし方や生き方が問われている。
西村一郎
 

2013年6月28日金曜日

フクシマ被災地ツアー・感想文・メール特集

フクシマ被災地ツアー・感想文・メール特集

参加者からの感想文やメールが届けられましたので、掲載いたします。


2324日二日間のバスツアー本当にお世話になりました。
マイクロバスと聞き、バス酔いをする私としては出かけるのをためらいましたが、薬を飲
んで参加させていただきました。しかし、ドライバーを務めた伊藤さんのスムースな運転
で気分を悪くすることもなく、見て回ることができました。ありがとうございました。
宮城には三回ほど行っていましたが、福島は初めてでした。近所に避難された双葉町、
富岡町の方からお話は聞いていましたが、現地に行ってみると話以上の惨状でした。
  夜の福島大学の安藤先生の村の分断、家族の分断の話、二本松からかけつけた根本さ
ん、大変苦労しながらの農作業、放射能を測りながら苦労されている様子がよくわかりま
した。一柳閣のおかみさんの飯坂温泉の宿が営業している数が減った話、どれも身につま
されました。

翌日は被災地浪江町、原発を作らせなかった浪江町がいまはバリゲートが張り巡らさ
れ、まるで見捨てられた町と化しているのにはショックを受けました。元漁師の志賀さ
ん,今漁ができなくなって仕事がないとの事、その志賀さんの案内で請戸に。ここは昼は
入れるものの夜は入ることができない状態です。しかし放射能が高く、人々の姿を見るこ
とはできませんでした。ただ家があったと思われる場所が、土台だけを残しているので
す。多くの方が津波で流され、また家などの下敷きになったまま助けに入れず、亡くなる
ということもあったことでしょう。
事故後、高い放射能の為町に入れず、多くの方が犠牲になっていること。助かったはず
の命が助けられずに亡くなったであろうこと。未だ手つかずに田畑に船や車が散乱してい
ること。本当にやり切れない思いで見てきました。
希望の丘牧場に向かいましたが、そこで牛とともに生活をしている吉澤さん、今でも
空間線量の高い場所で牛を飼育しているのです。この牛たちは福島原発事故の生き証人
(牛)として全うするでしょう。しかし、吉澤さんの体が心配です。個人では何もできま
せんが、友達に見てきたことを話しています。みなびっくりしています。だから原発はだ
めだよねと最終的には考えてくれることを期待しながら。
こんな福島の現状を知っても安倍首相は世界一安全な原発をと売り込むのですかと問い
たい気持ちです。
いろいろ手配など奔走してくださった手塚さんお疲れ様でした。そして、ありがとうご
ざいました。
高橋弥寿子




JR小高駅からまっすぐ伸びた商店街のまったく人気のない状景、浪江町で打ち上げられ放置された漁船、希望牧場の生かされるだけの放牧牛350頭。聞いたり読んだりする事とは段違いの現実を見させてもらいました。小高のたった一軒だけ開いている理髪店、350頭の牛を原発事故の証として世話をしている吉沢さん、ガイドを務めていただいた志賀さん。多くの人が懸命に原発事故ととてつもなく永い戦いを続ける決意を感じ取ることができました。こういう機会を作っていただきありがとうございました。昨日一昨日と会った人たちにこの事実を伝えています
杉森一雄


 貴重な企画ありがとうございました。
 目にすることの難しい有様をみること、現地の方々の生の声をきくことができました。

 なんらかの形で、見たこと聞いたことを可能な限り素直に伝える活動をしたいと思って帰ってきまし た。

 1泊2日を1万1千円で企画できたことに舌をまいています。すごいことです。
 お会いし、言葉をきくことのできた方々がそれぞれ素晴らしい方々で、そのコーディネート力にも脱 帽です。得がたい体験でした。

 伊藤隆志さんに感謝していたとお伝えください。

 ありがとうございました。

東大生協OB会 井上文雄




 ありがとうございました。さすがアトムの手っちゃん。企画に加え当日の運営・気配り・笑わせてことにあたる。臨機応変。感心しました。辛酸を超えて希望への信念がいい・これからもよろしく

伊藤さんの腕前にも感激しました。スピード安定・急発進も急停止もない。現役中いい仕事してきたかとがうかがえました。貴兄はよき友人を持ったものです。
  
女房のほうが早く感想を書いたので転送で送ります。私はあとから?。メモと写真を添付。

重ねてサンキュウ。
高橋晴雄


 今回のツアー企画から実施までのご苦労・ご努力に感謝しています。

 感想文ですが、その種類の文章は苦手にしています。

田崎 透


 福島の人たちの肉声が聞けた事、地震と津波と原発の被災をこの眼で見れたことがとても良かった。
現地の彼等に応えて、福島を見捨てることなく真実の実態を周りに伝え自分の居場所で活動を頑張っていく。
宮内 隆




フ・ク・シ・マ被災地ツアー21名参加!

2013年6月23日24日に21名の参加者とフ・ク・シ・マに行ってきました。
見ること・聞くことが,悲しかった、悔しかった。
安藤教授は「人と人が、地域社会が、親子が、兄弟が、家族が・・・分断されている
漁師だったガイドの志賀さん「一生、漁はできない事になりました
牛飼いの吉沢さんは、原発から14kmの牧場で、巨大地震・巨大津波そして被爆の中、「命がけで牛の命を守ると・・」350頭の牛達とともに、今、闘っている!!

福島大名誉教授の安藤さん

一柳閣の女将の島貫さん・厳しい環境の中で頑張っていた。

安斉(根本)さんも二本松から急がしい畑仕事の中、駆けつけてくれた。

ルポライターの西村さんも福島で取材中。飯坂で合流した。

総勢21名と旅館の女将・スタッフとともに。朝はラジオ体操をやった


原発20kmと20km以上の境界線で、ガレキの多さが違う
あの日から、そのままの自転車置き場・今にも通学生の声がしそう

無人の街・誰もいない。撮影前の映画のセットのようです。床屋さんがお客がいないのに営業を行っていた。

小高駅は、今も閉まったまま。線路は雑草で埋まっていた。(自転車置場が脇にある)

今回のツアーで初めて知った、日本国憲法の秘話。GHQと時の政府に、憲法素案を提案していた学者グループが存在し、その中心に鈴木安蔵(憲法学者)がいた事。誰かが「GHQが作った憲法がおかしい」と言っているが、真っ赤なウソで、GHQが日本人の作り上げた憲法を参考にした・・・と言うより『比較するとまったく類似している』、映画「日本の青空」は必見モノで、できれば企画を考えたい気持ちになった。(無知で恥ずかしい話だが、福島の誇りが一つ増えた)

検問があった。昼は通行可能となっているが、許可証が必要。もしくは漁協など関係者のみが入れるエリアらしいが夜と宿泊は今でも禁止。(昼ならと思っていたが、後で大変な事が・・)

鈴木安蔵氏の生家も被害が・・。同行の宮内さんが映画の紹介をしてくれた。

村上海岸は、大自然の脅威を教えてくれた。破壊された防波堤

ガイドの志賀さんは、破壊つくされたこの地区の住民でもある。

鉄の柱だけが残った水門。

空と海の青さと空爆を受けたと思うような光景がなんとなく不気味な感じだった。

巨大なコンクリートの塊りがアチコチに横たわっている

船も自動車もそのまま。ガレキも。高線量でもあり、片付けができない。

参加者の顔から笑顔が消えた。皆、瞬間、呆然としていた。

原発の煙突が見えた。地震と津波と原発事故で、街の道は至るところはバリケードで封鎖されていた、映画「アウトブレイク」(街全体が細菌の汚染され、封鎖して、街に核爆弾を落として殲滅させる)状態になっている。外部からは遮断しているように見える。東京に向かう道は3時なのに、封鎖されていた。3時間近く遅れてしまう。

牛350頭は、生きている。多くの酪農家は、避難のため、牛をおいて逃げざるを得ない。しかし、高線量の中、被爆しながら、牛達の命を守る人がいた。置いてきぼりの牛も連れてきたり、当然、売れない牛であり、政府は殺処分を命じたが彼、吉沢氏は「牛飼いは牛が命」と・・。エサ代もないので、配合飼料は高いので、ワラともやしに絞りかすを与えている。浪江は、事故の避難連絡が一番遅く、線量の高い地域へと逃げていた。「政府は、浪江をなくなる町にする気だ」と彼は言う。そんな事には絶対にさせない。この牛が証人として、この地で生きる事に・・・。凄い人物がいた。全国の原発地にも行き、渋谷でも街頭宣伝もやり、講演も多いらしい。東大でもやりたいとの事。最後に戦いを身につけている団塊の世代に猛アピール「20年運動やれる時間があるでしょう!?やれば原発はなくせます」と。


熱く、整然と、魂に響く吉沢氏の言葉。ハートにズシンズシンとくる。

東電に補償させるために積んだ、汚染されたワラ

吉沢氏を囲んで話を聞く参加者。皆、驚いていた。